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強く優しく美しく脆く、そして強く。

ギアス総括。勢いで書いたしろもの。突っ込みは全力で回避してください。……あ、しまったオレンジについて語れなかった…!
この日記今までで一番自己満足主張万歳仕様ですごめんなさい。私のために書くメモみたいなもの。

これ全部小話に興そうという無謀なたくらみが水面下で止まらないのは絶対いまルルとスザクとユフィが枯渇してるからだ……!!足りないんだ、親友と騎士姫が足りないんだ!!

そう、下の日記。主人ではなく、主君だ。間違った。此処間違ったら駄目だろう。これははずせない。あかん。

以下、ギアス総括感想?、です。
長いので絶賛スルー。ネタバレは容赦なく。ルルとCCとスザクとユフィをまんべんなく書くつもりが最終回に持ってかれた!ほんとにいま何にもやる気が起きないので無理矢理すること増やしたり。ちくしょうバイト代が増えたり部屋が綺麗になったりしてるよ。

*20話を見て、今書いたのを読み返して、私やっとユフィが好きだって初めて気がついたんですが(遅いにもほどが)ユフィな記事ですこれ…。
時々しか見てなかったのですが、シャーリーと銃口の一話前を見たのが初。もともと好きなサイトさんがギアスにはまっていらして、その感想が面白いの何のって(感想が面白いサイトさんて凄いと思う)興味があるかなー?程度でした。そのあと、ギアス対ギアスで、おちたかな……CCかわい……!!手を握るルルの一瞬の躊躇い。この瞬間乙女ルル決定確定二度と覆されない私的設定、きむすめかおまえ。
その翌週がナナリーの回。そこのスザクのあれで、決定打だった。もうなんつか、ぶっは!!!!………しか。感想、が(吹いた。言葉もない)。今見直してもスザクの過去ばらしも吹っ飛ぶインパクトをもたらす動体視力、身体能力(こんな言葉で片付けたら世のアスリートに失礼だ)ほんっと、くるるぎすざくをなめていた。軍は某映画のように弾丸をよけられるように人間を改造するところなのでしょうか。ロイドさんの専門じゃないからぎりぎりで無理かなーでもやってやれなさそうでもないのが彼の彼たる所以だ。そこら辺からしばらくあとから連載チェックし始めて。ついこの間見た成田での人質の皆さんと、あらかじめ見ていたナナリーの人質の態度の違いにナナちゃんただ者じゃない説が私の中で浮上。何者だこの子。

ちなみに騎士と姫が好きになった決定打は20話。それまではルルとCCとかルルとスザクとか皇族姉妹とかが気になっていたんですが。何このめんこい子たち。(この時点でまだ五話を見てなかったですよー。OPが変わった辺りからちょこちょこと見始めたのです)コードギアスはかなり外側から眺めていたので純粋に話をおっかけて楽しんでいたのですよ、所々にアホな突っ込み入れつつ。20話で初めてぼろっと涙が一粒。本当に孤独だったのはスザクで、誰からも理解されない苦しみ、孤独、全部ひっくるめて全力で肯定してくるユフィを得て、初めて一人じゃなくなったんじゃないかな。ルルには実はCCが居る、カレンが居る、友達としてスザクが居て、何よりナナリーが居る。ゼロとしてもルルとしても、哀しいけれど絶対にひとりぼっちじゃない。スザクには過去の大切な憧憬としてのルルとナナリーがいるけれどそれは理解者とは違う。親友だけれど、ルルはスザクを受け入れるけれど肯定はしない。ナナリーのために絶対に肯定できない。
父を殺そうがスザクはスザクで、別にそれでも俺は構わないって受容したのがルル。そこに飛び込んでいって、あの歪な子を引っ張り出し、受容するんじゃ無くって全部全部好きになる!って言えちゃうのがユフィ。どっちも彼にとって必要だったけれど、スザクの心の在り方を変えたのはユフィだ。死にたがりのスザクに、大好きだから何があっても死なないでって言えるのはユフィだ。これはOPでくるくる回っても仕方がない。
ルルは何があっても死なないでっていわない、ナナリーのためなら幸せの象徴であるスザクすら彼は障害と意識するから言えない。ユフィは本当に全部好きで、スザクの全部を肯定できるから、スザクにとっては初めての人だ。許す許さないじゃなくて、スザクの全部が大好き。これって凄い。
ルルは、ナナリーが道ばたに転がっている石につまずいたら、その石ごと路にある草花も建物も通行人も薙ぎ払っちゃう子。世界丸ごと壊しちゃう子。それで、さあナナリー、もう大丈夫だよって自己嫌悪しながらナナリーのために切り捨てて割り切って笑う子。ナナリーは、道ばたの石が邪魔だっただけなのに、その石ごと世界をルルが壊しても、世界中にルルとナナリーの二人しかいなくなっても、ルルを許せる子。


そう、ロイドさんも好きだ。
いけないくるるぎじゅんい!!
え、声違わない!?(in成田、えらいかっこよくてびっくりだ)
パスワードは僕の好物!!
ほれた!
結婚しよう
え、早!!
じゃ保留?
惚 れ た !!
セシルさんも大好き。お見合いで不機嫌になるセシルさん可愛い。何で不機嫌だったんだろうなーっておもってたらあの政略結婚自体機械目当てって知っていたからだろうなと今振り返ると思う。
倫理観がないんです。
ざぁーんねん、概念はあるよー
もっと質・悪 ! ! そ こ が い い ! ! 
最悪です伯爵(伯爵なところも好きだ)ぱこぱこハンマーが折れるほどゲームにいそしむセシルさん可愛い。可哀想を上回るかわいさ。本当に心の底から楽しんでますって顔がたまらない。……振り返ってみると爆笑しながら見ていた記憶ばかりが。(あれ?)お兄様に迫られ(余人がなんと言おうと違うとは否定させない)大あわてするセシルさんもかわいいー!でもアレはね、仕方がないよ、口説きの一連の流れが完璧だったもの、だってお兄様だもの……
流されるばっかりじゃなくスザクのために頑張るセシルさんも好き。大好き。あのお兄様に反抗できる人間は本当に希少価値が高い。

「良い部下に恵まれているようだね、伯爵?」
「あっはー、あっげませんよー」
とか言ってるととてもよい。(僕の好物はセシルだとおもったほんとにおもったプリンでよかった)

そんなこんなではまったのはかーなり最近。全話見ようと突発的に決心したのが最終回前日。一日がかり。満足!!!!(阿呆だ)ストーリー自体を楽しんで純粋に面白い番組でした。のめり込む事はなかった。距離を置く見方をしていた。
そんな見方をしてたはずなのに、最終回翌日、一日本当に辛かった。動いてい無いと彼女のことを思い出して辛かった。作業中もぼけーっとしつつ淡々と仕事をこなしていて(ミスが多かった自覚はある)気がつくと考えてしまって、誰かに話しかけられるとすぱっといらっしゃいませー!的対人スイッチが入るような。こんなの久しぶり、というか、もしかしたら初めて……?なにこの影響力。いや、最終回前にまとめてみたのがいけなかったのは解る。解るけれどね。うん。すごい。なんだこれ。私でこれなんだから、首までどっぷりつかってキャラにがっつり感情移入して見ていた人は、本当に辛かっただろうなあ…………。
距離を置いてみるということの他に、いろんなサイトさんを巡って感想を渡り歩いていました。様々なサイトさんを巡ることで、全てのキャラに肯定的な意見と否定的な意見が見られるのはとても新鮮だった。同じキャラやカップリングを好きな方でも全く違った価値観で話されている感想ばかりでとても面白かったです。ただ、私がおとずれた数々のスザルルサイトさんがほんとにユフィの事に哀しんでおられてもう見てられなかった。あれ、ここスザルルサイトだよねっておもわずインデックスに飛んで確認して、ギャラリー見て確信して、感想に飛んであれ?っていう事の繰り返し……私が見る数々のサイトさんはおおかた彼女を本当に哀しんでいる管理人さんばかりでした。彼女と彼らを悼んでいる人たちばかり次々ヒットでした。カップリングやメインキャラに関係なく。勿論否定的な意見も見ましたが(あえてそう描かれるキャラです。例えば自分の失った幸福をスザクにあげたい一心で学校を薦めてみたり、そこにスザクがいじめられるかもしれないっていう処まで及ばなかったり、そう言う無邪気で世間知らずな罪深さ)(でもごめんなさい、今だけは無理だ読めない)それでも、あれ、ここスザクとシュナイゼルお兄様メインサイトさまだよねっていうか、あれ?みたいな……。
21話からの一連、ユフィや騎士姫好きなサイトさんの嘆きは本当に深かった。よんでいて切なくて仕方がなかった。身を切られるようだった。でも私が読んでいて泣きそうになったのはスザルルでユフィ大好きなとあるサイトさんの嘆き。あり得ない、何この板挟み。本当に本当に、深く、嘆いておられた……ど、どうか、閉鎖思いとどまってくださいませんか!?(こんなところで告白しても)


ナナリーが哀しい顔したのって(21話)ルルの初恋がユフィねえさまだって知っていて、ルルのために哀しい顔したんじゃないかなーっておもった。この子が本当に寂しくて哀しくて辛い顔をするのはいつだってルルのためだと思うんだ。勿論、他にもスザクも居るし生徒会メンバーもいるし仲のよかった兄姉に対してもナナリーは辛さを表すだろうけれど、一番はルルだと思うんだ。
もしそうだったらルル早とちりで22話のざんさつ(以下自主規制)
ルルはもう少し話し合いを覚えると良いと思っ……。そのせいで購う術が全く、何処にも存在しない罰に生きている限り、縛られることになった。罪悪感が消えるわけ無い。愛しい妹。喪って気づいた初恋。(喪ってからが多すぎだよルルーー!!)手を取り合おうとした瞬間、これまでのギアスを利用して奪ってきた全ての付けが怒濤のように彼を押し流した。ルルはもう一生、真っ直ぐにナナリーやスザクに笑いかけることが出来ないかもしれない。スザクはルル=ゼロの認識が絶対頭から離れない。胃が痛くなるぜ す れ 違 い ! !
それにしてもギアスは要らないところは容赦なく省く。あるのは未来へ繋がる複線のみ。そしてその複線消化で吃驚するんだ色々と。(もー本当に色々と)
過去も使い回しも全て棄て逝く。そんなギアスが大好きで、二学期が超怖い。ユフィ……でばんってなんですかー……みたいな……? orz
本当に美味しいシーンでもストーリー進行に要らないと判断すれば容赦なく削ってくる。シャープでシビア。例えば生徒会シーンとか(一度でもシャーリーに笑いかけたりちょっとむきになったりすねたりするルルが描かれれば慰霊碑のシーンはぐっと深いものになったと思う。あと騎士姫が知らない間に騎士姫っぽくなってたりするその過程とか。20話にいくまでに、ユフィはスザクを本当によく見ていたんだと思う、そうじゃなくちゃあの台詞は出てこない)
(その代わりにファンサービスはがんがんあるのが深夜だ)
だからこそギアスは突然が本当に生きてくる。
でも、削りすぎの、シーンとか、あると、おもうん、だ。


ルル→シャーリーのところ。(え、何、ルル、シャーリーが好きだったの、え、そんなに大切だったの?一話からあんなぞんざいな扱いで!?え!?)

ナナリー→スザクのところ。(ナナリーがスザク好きだったら可愛いなーほのぼのだなーなんて思ってたのに本気と書いてマジだった展開にあごが閉じなかった。どどどどどどどこにフラグたってたの解ったかたはおしえてくださ……!!)

ルル→ユフィの初恋宣言のところ。(ほんきで何処にフラグ立ってたの?ごめん、わかんない、え、みんな普通に知ってたの?ちょ、まって、わたし、おいてけぼり?誰か、教えて、こめんと、ぼしゅう。ちゅう…)

ユフィが黒の騎士団や日本人の面々に言葉の限り暴言を吐かれるのをみて、当然の結果だけれど、否と叫びたかったのは一番否と叫びたかったのはルルだろう。そんな風にユフィを言う人たちを殴り倒したかっただろう。そんな風になじられる子じゃ、無い。無いのに。


シャーリーのお父さんのお葬式の時、空気を読めとくるるぎに説教したくなった件。哀しくて仕方がないシャーリーの哀しみにとどめを刺すようなことをまた。
自分の理想に正直なスザクです。どんなときも。言い意味でも悪い意味でも。
そのあと泣いてる女の子を慰められないルルの不甲斐なさっぷりも色々と説教したくなった。
まあ一番お前ここに正座しろといいたいのは扇さんだ。
ゼロという革命の核を裏切って、下手したら仲間ごと全滅なのに、そのうえ記憶喪失の女のひとを。おま、ほんと、此処に座れ。正座で。ちぐさってなにさ。

話はずれましたが(さっきから脈絡が無さすぎるのは全体書こうとしているからだ)くるるぎですくるるぎ!そんな子だったのになんでこういうときだけ空気を読んで哀しみ絶好調にしてくれるんだくるるぎ。やっぱり学校に未練を残してきていましたユフィ。スザクがいじめに遭うとかかんがえなかったのかなーと思っていたんだけれど、自分が棄てた本当に大切な幸せの一つを彼に体験してもらいたかっただけなんだろうな。でも五話を見る限り、ブリタニアの非難を目前にして居るんだから、多分そう言う可能性は考えただろう(かもしれない)それでも、こんなに素晴らしいことがあるんだよって教えたかったんだろうな。このユフィのおかげでスザクとルルのねこまつりが……!ありがとう、貴方はネコ祭りのメシアだ。
ユフィの最後のお願いが、辛い。スザク一緒に学校行こうってもう、もう、何その素敵なドリームプラン!!ルル大喜びだよ。(つか私が大喜びだ)ユフィのことだからナナリーの処に気がつくと入り浸っていて、もてなされることになれているからお夕飯とかも自然に一緒に食べていて、一緒にネコとナナリーとにゃーにゃーしていて、ルルが補習から帰ってきたら二人でおかえりなさいにゃーvとか言って、そんなの、19話で「おにいちゃんがなんとかしてあげるからお前はすわってていんだよ」的なルルが喜ばないはずがないよ。
そのうちスザクも一緒に警護上の問題が云々っていってユフィを怒るんだけれどそれじゃあスザクも一緒にナナリーに会いに行けばいいです!って凄い嬉しそうに言う姫に逆らえ無くって、さらに嬉しそうに歓迎するナナリーにもはや抵抗できなくて、結局ユフィにくっついてきて一緒にごはん。ランペルージさんちの突撃晩ご飯は至福の光景。
と、あの数分のうちに考えていた私は救いようがないと思いませんか。そうですか……(しょぼん)

スザクは不気味だった。理解できなくて歪だった。でもいつの間にかそんな気持ちはなくなっていました。人これを慣れというげふん!!いえいえいえいえいえ、実は今でも解らないこの人。でも何となくルルやユフィや特派や生徒会につつかれているうちにああ、この歪さがスザクなんだってとても納得してしまった。感情移入などはとりあえず置いておく方向で。
この歪さは何かに似ていると思ったらあれだ、士ろ……いえ何でもありません。
でも、ユフィの復讐を誓う彼は一人の人間としてとても正しい感情を持った人間だったと思う。これまでで一番。これまでの積み重ね、そして20話があって光るシーンと台詞だ。

ユフィの携帯をいつの間に入手したのくるるぎ!携帯はプライベートの固まりですよくるるぎ!どんなに近しい間柄でも見てはいけない手帳や手紙と同レベルのものだと思いますよ!ほんとにどこからもってきたのくるるぎ。
で、ルルに復讐する自分を見られたくないって思うなら、わざわざユフィの携帯で電話する必要ないわけですよ。自分ので十分事足りるわけですよ。
それをあえてということは、ば、れ、た?
いや、いままであの変装でゼロの正体ばれなかったことが不思議なんだけれど(ギアス七不思議に100クルルギー)VV、なるものが、ばらし、ちゃった?
いや、ゼロの正体ばれはギアス一美味しい、げふん、いや、盛り上がるシーンになるだろうからこんなところで出すはずはないかもしれない(自信がない、凄く自信がない)これからユフィの復讐をしにいくよっていう決意を込める意味で、俺ルールを破るぜっていう意思表示かねて(凄い、俺ルールを破るくらいなら死ぬというスザクがユフィのために。この子にとってどんだけ彼女の存在は大切で重かったんだろう、そんな唯一の人を喪ってどうなっちゃうんだろう)、過去の幸せに区切りをつけるべくあえてユフィの携帯を使ったのかしら。
でもユフィの凶行については全世界にブロードバンドなわけだし(ほんとにこれでユフィは世紀の悪女として歴史に名を残すことになるんですよねああああああああん!!)ユフィ重体の報についてはもしかしたら報道規制がかかってるかもしれないけれど、死んだはず、もしくは凶行に及んでいるユフィ自身から電話がかかってくればルルは絶対に驚くはず。(ナナリーにニュース見てないのか?ってルルが言ってたからそれほどまでにこの情報は世界実況中継だってスザクも承知しているはず)なのにルルは驚く演技すらしなかった。そしてスザクは驚きもしないルルに、全く動揺しなかった。まるで当たり前みたいに。
……………ばれてる?
いや、うん、生徒会のみんなに空を見ないでって、言ったから、まだ、ばれて、ない、の、か、も。このまま、二学期まで続投おあずけって、な に そ れ orz

二人とも、憎しみの感情が一番感情移入できるのが私にとってのコードギアス。
だれか優しさを下さい。


絶対服従のギアスに逆らった心。大好きなスザクに取り戻した自我。自分が好きな人たちの幸せを一新に願う心。差別されてる日本人を少しでも掬い上げたいっていう叶う訳のない夢物語のような、だからこそ高潔な理想。それを決して忘れることのない気高い精神。(どんなに浮世離れしていてもそれはやっぱり気高いと思う)やっぱりそんなこと考えちゃ駄目っていう彼女がかわいそうで。その彼女自身の魂で、瀕死の状態で、苦しかったろうに、ギアスに逆らって打ち勝った。ユフィ、貴方は本当に本当に、強い人です。
スザクは例えばゼロを殺そうとして逆に殺されかけてしまった場合、ユフィの復讐よりも生きろというギアスが勝ってしまうのでしょうか。その場合、彼には敵討ちすら許されなくなる。もしこの先、何もかもに彼が絶望したとき、自殺すらも許されない。生存する意思に関係なく、自分の生き死にまで縛るギアス。それは終わりのない地獄かもしれない。


こんなに必死で、何でも良いから死なないでって思ったのは初めてかもしれない。それが彼女にとってどんなに辛いことでも何でも良いから死なないでって本当に思った。彼女は、ルルとスザクにとって最後の砦だ。
虐殺の汚名は一生ぬぐえないけれど、それでも生きていて欲しかった。その隣にスザクが居て欲しかった。ぼろぼろになった彼女を残してスザクは復讐にだけ生きるようなことはしないだろうから。彼女が死ななければルルはスザクの決定的な憎しみを買うことは無かったから。
故意でない、過失でもない、彼女には主観的に何の罪もない。優しさは、純真さは、罪かもしれない、確かに彼女はルルを踏みにじった、けれど罪だといったルルは彼女を許しました。ならそれは、他の誰にも口を出せる問題ではないでしょう。踏みにじられたルル自身が許したのだから。
でももし生き残ったら、彼女の理性が。倫理観が。精神が。魂が。彼女を断罪するでしょう。弾劾し続ける、一生涯。苦しみ続けるでしょう。それでも。それでも。
故意でなく、過失でもない、偶発だからこの罪は購いようがない。死は確かに彼女にとって救いだ。けれど、それでも、生きていて欲しかった。彼女の全てが彼女の存在を否定しようと、彼女の存在を肯定する人が、確かに、居るのだから。殺された人たちは決して蘇らない、ユフィの言葉は確かに蛮行を呼んだ、その事実がある限り彼らは彼女を怨み続ける。父も臣下も国民も、兄も、姉ですら彼女を非難するでしょう。臣民を守るべき王権を主張する皇族の存在意義を否定する行為を犯したのですから。そして彼女の騎士も彼女を否定するかもしれない。いえ、必ず、心のどこかで、もしかしたら全力で、ユフィの行為を否定するでしょう。何の記憶もないなんてそんなこと通じるはずがない。記憶の欠落を認めた上で、それでも彼女を否定するでしょう。覚えてないから仕方ないなんて通じる訳がないのです。
それでも彼女自身の存在をこの世から居なくなれなんていう否定はしなかったはず。法が彼女を極刑にさばこうとも、法理でなく、法源でなく道徳でなく、私的な感情から、彼女を肯定しようとしたと思う。ユフィは皇族としての地位、社会的地位、人間関係、信頼、全てを喪って、ユーフェミアという名前で生きることすらできなくなったでしょう。
だからこの結末は彼女にとって幸福以外の何者でもない。大好きなスザクと楽しいゆめばかりはなして、大切な人たちのことだけを最後まで考えて。思って。
それでも、それでも。
何でも良いから死なないでって本当に思ったんだ。

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プロフィール

ゆつき

Author:ゆつき
日々徒然。
何とか生き延びている。
うっかり突発小話ありけり。
何が出てくるか解らない。
おそらく切羽詰った精神状態で出てくる故注意が必要。


おねがいごと。
小話の続きは、コメントのほうに私が書き込んでいますので、小話への直接コメントはご遠慮くださいませ。

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